USAのパープル・ピラミッド/クレオパトラからのリリース。キャプテン・ビヨンドは、元アイアン・バタフライのライノ・ラインハルトとリー・ドーマン、元ジョニー・ウインター・アンドのボビー・コールドウェル、元ディープ・パープルのロッド・エヴァンスの4人によって、71年にロサンジェルスで結成されたグループで、知名度は少し微妙かも知れないが、プログレ色のあるアメリカン・ハード系のかなりの好バンド。本作は、タイトル通り73年10月6日に、テキサスのテキサス大学アーリントン校で行われたライヴ音源を収録した発掘ライヴ盤で、メンバーは、前述のエヴァンス、ラインハルト、ドーマン、コールドウェルの4人編成。ファーストとセカンドからの曲を中心にセレクトされていて、ラストのジミヘンのカヴァーも含め、およそ文句なしの炸裂パフォーマンスを堪能出来る。とりあえず音質が今一つで、モニターのバランスが悪かったからのか、2曲目まではギターとボーカルが少し調子がよくない感じなのは残念だが、3曲目以降は概ね立ち直っていて、特にリズム隊のドライヴ感はかなりのカッコよさを放つ。ともかくも、ベースの弾きまくり感とドラムの爆発感は凄まじく、立ち直った以降のギターとボーカルも含め演奏自体は文句なしに圧巻。これで音質がもっとよければいう事なしだったろうが、初めてのオフィシャル・ライヴ音源で、ライヴではこうやっていたのかという発見もあって、ハード・ロック愛好家なら素直に楽しめるだろう、要チェックの好ライヴ盤と思う。カッコよし!。
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輸入盤
(Psyche Hard/Progressive,Blues / Jewel-case CD(2013) / Purple Pyramid/USA)