UKのエソテリック・アンテナから、デジパックでのリリース。アトミック・ルースターは、元クレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウンのヴィンセント・クレインとカール・パーマー、元ジ・エンドのニック・グラハムが69年にロンドンで新たに結成したグループで、クレインの流暢なハモンド・オルガンを核としたオルガン・ハード系の好バンド。メンバー変遷が多く、上記以外にもELP、スキン・アレイ、ハード・スタッフ、アンドロメダ、ジ・アタック、コロシアム、ホース、イビス、ノヴァ、リーフ・ハウンド、カクタス、ランディ・パイ、ブランドX等々、数多の関連バンドがある。本作は、25年にリリースされたエイス・アルバムで、83年の前作「ヘッドライン・ニュース」から42年振りの再編新作スタジオ作品。メンバーは、スティーヴ・ボルトン(ex.ヘッドストーン,etc)、エイドリアン・ゴートリー(ex.リトル・ウイング,ロビン・トロワー,etc)、シャッグ・ミリッジ、ポール・エヴァレットの4人編成。16年にピート・フレンチとボルトンが中心となって再編、23年のセルフ・カヴァー集「ライヴ・イン・スタジオ(自主制作CDR)」を経て、ついに新作スタジオ・アルバムという流れで、ゴートリーとミリッジも16年の再編時からのメンバー。とはいえフレンチは不参加、72年フォースに参加していたものの一番影が薄かったボルトンが、アトミック・ルースターを名乗ることに違和感はあるものの、ゴートリーのオルガンはかなり上等でカッコよく、楽曲も含めらしさは十分。ボルトンのギターは相変わらず煮え切らなさと半端さがあって、ボーカルも特段どうということはないが、少なくともオルガンや曲調は確かにアトミック・ルースター的で、全体としてはそう悪くない仕上がりという印象。オルガン・ハード&プログレ系愛好家なら、チェックしてみてもいいと思う。
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輸入盤
(Psyche Hard/Blues,Progressive / Digi-Sleeve CD(2025) / Esoteric Antenna/UK,EU)