フランスのセヴンス・レコードから、「エレメンテト・レ N.2抜粋」(90年セヴンス盤と同じ)をボーナスで加えての、20年新規リマスター&デジパックでのリシュー。マグマは、ローラン・チボーやフランシス・モーズ、ザブが在籍していたゾルゴネスを母体として、そこにクリスチャン・ヴァンデが加わる形で69年にパリで結成された。おそらく日本で最も知名度のあるフレンチ・プログレのバンドで、ヴァンデを中心に現在も活動を続けるビッグ・ネーム。本作は、76年にフランスRCA/ユートピアからリリースされたセクス・アルバムで、確か邦題は「未来からの鼓動~ウドゥ・ヴドゥ」。クレジット・メンバーは、クリスチャン・ヴァンデ、ヤニック・トップ、ベルナール・パガノッティ、クロース・ブラスキス、ミシェル・グライユール、パトリック・ゴーティエ、アライン・ハトー、ステラ・ヴァンデ、ルシール・クラーツ等々で、ジョルジオ・ゴメルスキーとバンドの共同プロデュース。曲によって演奏メンバーが違っていて、わりと圧巻の大曲「デ・フトゥーラ」を始めとして、「オルクの太陽」や「ウドゥ・ヴドゥ」など、基本的にはトップが前面に出た呪術的なヘヴィ・ナンバーが中心の構成。ブラスキスが歌詞、パガノッティが他の全パートを書き、本作後パガノッティとゴーティエが結成するグループ名にもなった「ヴィードルジュ」も含め、いつものクリスチャン主導とは一味違う炸裂ヘヴィネスを堪能出来る。ところがしかし、呪術的ダーク&ヘヴィ・ズール・ロックの典型的サウンドという印象もあって、ともかくも素直にカッコいい好盤と思う。人脈図付
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輸入盤
(Progressive/Zeuhl Jazz Rock,Fusion / Digi-Pack CD(2020 Re-master) / Seventh/France)