フランスのセヴンス・レコードから、4面開きデジスリーヴ&2枚組でのリリース。マグマは、ローラン・チボーやフランシス・モーズ、ザブが在籍していたゾルゴネスを母体として、そこにクリスチャン・ヴァンデが加わる形で69年にパリで結成された。おそらく日本で最も知名度のあるフレンチ・プログレのバンドで、クリスチャンを軸に現在も活動を続けるビッグ・ネーム。本作は、タイトル通り74年3月17日にロンドンのマーキー・クラブで行われたコンサートを完全収録した発掘ライヴ盤で、クリスチャンのソロ名義「Korusz」に収録されていたディスク1の4曲目(ドラム・ソロ)以外は、全て初出未発表音源。メンバーは、クリスチャン、ヤニック・トップ、クロード・オルモス、ジェラール・ビカロ、ミシェル・グライユ、クロース・ブラスキスの6人編成。「ズーン・ウォル・ウンザイ - ライヴ 1974」の約1ヶ月後で、メンバーも楽曲の「トゥーザムターク」第1章と第3章中心のセレクトも同じだが、演奏のヘヴィネスと炸裂感は本作のほうが勝っているかも知れず、この迫力はちょっと只事ではないという印象。「コンタルコス・アンテリア」を含む「コーンタルコス」、「ソヴィロイ (ソイ・ソイ)」、べース爆発の「KMX」と続き、ドラム・ソロを経て「トゥーザムターク」から「M.D.K」へ至る、常にレッド・ゾーンに振り切っているような一糸乱れぬハイテンションなアンサンブルは、ともかくも尋常ならざる圧巻の連続。戦車のようなドラム、地を這うようなベース、エレガントにループするツイン・エレピ、重いがキレのよいギター、どれも本当にカッコいい大好ライヴ盤と思う。素晴らしい!。人脈図付
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輸入盤
(Progressive/Zeuhl Jazz Rock,Fusion / Digi-Sleeve 2CD(2018) / Seventh/France)