フランスのムゼアから、14分に及ぶ未発表音源1曲をボーナスで加えての、12年新規リマスター&ペーパースリーヴでのリシュー。限定プレスの紙ジャケ仕様、新規ブックレット入、オビ付。エマニュエル・ブーズはパリ出自のシンガー・ソング・ライター(SSW)で、60年代末にはエグレジーというバンドのボーカリストとしても活動していた。本作は、79年にフランスのポリドールからリリースされたフォース・アルバムで、確か邦題は「彷徨の歌」。メンバーは、ブーズ、ジャン・クロード・ダゴスティーニ(ex.クリアライト,デライアド・カメレオン・ファミリー,etc)、ジル・ティネール(ex.ママ・ベア,etc)の3人を中心に、ディディエ・ロックウッド(ex.マグマ,ZAO,ヴォルコール,etc)、シャルリー・シャリエラ(ex.アルファ・ラルファ,etc)、ジェラール・ピザニ(ex.マルタン・サーカス)、フィリップ・ブリーシュ(ex.シンセシス,ユートピック・スポラディック・オーケストラ)、ロジェ・ドルー(ex.フォルガス)、ピエール・ブランシャール(ex.ZAO)、ジャン・ルイ・マージュン(ex.マージュン)、モリス・マティアス、ジャン・シュルテイス等々が曲によって参加。マグマとザッパを足して割ったような、いかにもプログレ然とした長尺ナンバー3曲が、怒濤のハイテンションで炸裂し続ける、ちょっと圧巻の濃密かつ重厚なサウンドを展開。アラン・ソレンティと同じかそれ以上の変態感を放つブーズのボーカルも含め、圧倒的なヘヴィネスを放つサイケ・ジャズ・ロック調プログレ・サウンド。ともかくも演奏が文句なしにカッコよく、変拍子を交えた畳み掛ける展開の楽曲とアレンジも、非常に濃密で素晴らしい。文句なしの好盤と思う。ボーナスの長尺曲も、本編と同傾向にハードで素直にカッコよかった。圧巻!。
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輸入盤/限定プレス
(Progressive/Heavy Symphonic,Jazz Rock / Paper-Sleeve CD(2012 Re-master) / Musea/France)