ポーランドのユニバーサル・ミュージック・ポルスカから、本編と同じ日の未発表ライヴ音源1曲(04年メタル・マインド盤と同じ)をボーナスで加えてのリシュー。SBBは、元ブレイクアウトのヨセフ・スカーチェクが中心となって71年にシェミャノヴィツェ・シロンスキェで結成されたグループで、SBBとはシュレジアン・ブルース・バンドの略称。71~73年はニーメンのバックを務め5枚のアルバムを制作、74年にバンド単独でファースト・アルバムをリリース、それ以降40年以上に渡って現在も活動を続けるポーランドを代表するロック・バンドの1つ。本作は、タイトル通り77年10月22日にゲッティンゲンのアルテ・ジーゲライで行われたライヴ音源を収録した発掘ライヴ盤で、元々ファン・クラブ・オンリーのリリース盤だった。メンバーは、スカーチェク、アンティモス・アポストリス、イェジー・ピオトロヴスキーのトリオ編成で、スカーチェクがベースを弾くほとんどハード・ロック調の曲と、スペイシーなシンセ&キーボードが鳴り響くシンフォニック・プログレ調が混在している時期。セカンドやサードからの曲に、まだこの時点ではリリースされていない「フォロー・マイ・ドリーム」からの曲を交えたセレクトで、今になってみると、結果としてわりとお馴染みのライヴの定番曲が多く収録されている。概ね、スタジオ盤とは適度に違ったアレンジでインプロを交えて大いに盛り上がるスタイルで、どちらのタイプの曲もバンド感十分で圧巻の炸裂を堪能出来る。数多ある発掘ライヴ音源の中でも要チェックの1つというか、ともかくも素直にカッコいい好ライヴ盤と思う。
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(Progressive/Heavy Symphonic,Blues / Jewel-case CD(2018) / Universal Music Polska/Poland)