スロヴァキアのオパス・レーベルから、09年新規リマスターでのリシュー。新規ブックレット付で、音質もクリアでよくなっている。コレギウム・ムジカムはスロヴァキアのブラチスラヴァ出身のグループで、元パヴォル・ハメル&プリュディのマリアン・ヴァルガが中心となって69年に結成されている。ブルー・エフェクト(モドリー・エフェクト/M.エフェクト)やフェルマータ等とともに、日本でもわりと知名度のある旧チェコ・スロヴァキアのビッグ・ネームの1つ。本作は、74年に旧チェコのオパスからリリースされたライヴ盤だが、ほぼ他のアルバムには収録されていない曲ばかりなので、サード・アルバムとしてカウントする。メンバーは、ヴァルガ、フェドール・フレショ、ドゥシャン・ハーイエクのトリオ編成で、プロデュースはヴラディミール・マルコ。73年7月21日と22日に、ブラティスラヴァのラジオ・コンサートホールで行われたライヴ音源で、全編キーボード・トリオによる演奏でヴァルガはオルガンしか弾いておらず、端的にELPライクなクラシカル・オルガン・プログレを堪能出来る。3人共非常に演奏が上手く、全編インストでキャッチーなボーカル・ナンバーはないが、ほとんどELPの疾走感や炸裂感そのままの濃密なプレイはともかくも圧巻。ともかくもハイテンションで素直にカッコよく、ヘヴィ・シンフォニック・プログレまたはオルガン・ロックが好きな人は文句なしに楽しめると思う。
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(Progressive/Heavy Symphonic,Jazz,Classic / Jewel-case CD(2009 Re-master) / Opus/Slovak)