フランスのムゼアからのリリース。リック・ファン・デル・リンデンはアムステルダム近郊のバトヒューフェドルフ出身のキーボーティスト兼コンポーザーで、何よりエクセプションとトレースでの活動で知られていると思う。本作は、トレースの77年3月22日のミュージックラーデンでのライヴ映像と、再編エクセプションの03年のオランダでのライヴ映像をコンパイルしたDVD。リック、ヤップ・ファン・エイク、イアン・モズレー(ex.ダリル・ウェイズ・ウルフ,マリリオン,etc)のトリオ編成によるトレースは、テレビ・スタジオでの生演奏スタジオ・ライヴで、「鳥人王国」からのナンバーを中心に、クラシカルかつテクニカルな演奏を堪能出来る。エマーソンやウエイクマンと同等かそれ以上に華麗なリックのキーボード、ギターとベースをせわしなく持ち替えるファン・エイク、上体が全くブレずレギュラー・グリップのスティック捌きが見事なモズレー、3人とも文句なしのバカテクが炸裂していて、非常にカッコいい。また、ハンス・ヤコブスは本編ではほとんど出てこないが、ボーナスで姿を見せる。再編エクセプションは、最早リックのソロ・プロジェクト的様相だが、ゲストの女性ボーカリストも含めたカナダ人ミュージシャン達の演奏も十分に上等。クラシックの著名曲を基調とした代表曲を中心に、真っ当に質の高い演奏を展開。また、ボーナスの「トッカータ」では、73年のエクセプションが観れる。リックは06年に他界してしまった、合掌!。NTSC/R0で普通にDVDプレイヤーで観れる。
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(Progressive/Symphonic,Classic / DVD(2007 NTSC/R0) / Musea/France)