UKのWIAIWYA(ホエア・イッツ・アット・イズ・ホエア・ユー・アー)から、限定アナログLPでのリリース。色は不明だがカラー・ヴィニールの限定プレスLPとのインフォメーションで、シリアル・ナンバー入。ライラ・トリストラムはロンドンを拠点とするシンガー・ソング・ライター(SSW)で、ゴールドスミス・カレッジを卒業後の20年1月に自主制作で楽曲のデジタル・リリースを開始した。本作は、20年にリリースされたファースト・アルバムで、20年にデジタル・リリースされた2つのEP、「アワ・フレンズ I」と「アワ・フレンズ II」を1枚のLPに纏めたもの。メンバーは、ボーカル、ハーモニー・コーラス、アコースティック・ギター、ピアノ、グロッケンシュピール等をマルチにこなすライラを軸に、曲によってティム・ガードナー、マット・ロバーツ等が適時ゲスト参加、ライラとマイケル・バロウズの共同プロデュース。概ね、アシッド・フォークのど真ん中的サウンドで、ヴァシュティ・バニアン的木漏れ日感と倍音の多いウィスパー・ボーカル、リンダ・パーハクス的浮遊感とハーモニー・コーラスのマッチングは見事。『人生の中での様々な愛と、その関係性が終わったことを受容する瞬間についての歌』と本人が述べている通り、柔らかくて優しい情感が淡い郷愁感に収束しながら、静謐な透明感に埋没。淡々とした美しさ、涼やかな空気感、プカプカ&ポカポカの揺らぎ、内省的なくぐもり感などなど、アシッド・フォークの要素ほぼ満点という印象で、時間の流れと空気の色が変わること請け合い。ともかくも流していて心地好い大好盤と思う。素晴らしい!。
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輸入盤/限定プレス
(Acid Folk/Folk,Progressive / Vinyl LP(2020) / WIAIWYA/UK)