USAのキュニフォームからのリリース。アイソトープは、ゲイリー・ボイル(ex.ブライアン・オーガ&トリニティ,マイク・ウエストブルック,ツトム・ヤマシタズ・イースト・ウインド,etc)とブライアン・ミラーが中心となって、73年にロンドンで結成されたグループで、当時ボイルはソフト・マシーンからの加入要請を固辞してミラーとのバンド結成を選択したらしい。本作は、74年~75年における未発表ライヴ音源をコンパイルしたライヴ盤で、全て初出発掘音源。1~6曲目が75年5月20日のラジオ・ブレーメン、7,8曲目が75年4月頃のニューヨーク、9~13曲目が74年7月23日のロンドンでの演奏で、メンバーはボイル、ヒュー・ホッパー、ローレンス・スコット、ナイジェル・モリスの4人編成を基本に、ラジオ・ブレーメンの6曲はアウレオ・デ・ソウザ(ex.リフ・ラフ,etc)を加えた5人編成。セカンド「イリュージョン」からのナンバー群が中心だが、後にサード「ディープ・エンド」に収録されるナンバーも既に演奏していて、何よりスタジオ盤とはけっこうアレンジが違う、明らかにインプロ重視のライヴならではのプレイを堪能出来る。どの曲もスタジオ盤に比べ炸裂感が強く、ボイルは火を吹くようにギターを弾きまくっていて、非常にソフツ時代を彷彿させるウネウネとドライヴするホッパーのベースとのハマりもよい。音質もクリアで問題なく、演奏のカッコよさを楽しむタイプのジャズ・ロックの好ライヴ盤と思う。カッコよし!。
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輸入盤/デッドストック入荷
(Progressive/Jazz Rock,Fusion / Jewel-case CD(2008) / Cuneiform/USA)