UKのエソテリックから、13年新規24ビット・リマスターでのリシュー。音質はクリアーで迫力もあってよい。キース・ティペットはブリストル出身のピアニストで、キース・ティペット・グループ(KTG)は最初のリーダー・グループ。メンバーが揃ってキング・クリムゾンに、エルトン・ディーンがソフト・マシーンに参加したことで、プログレ系のリスナーにもよく知られるビッグ・ネーム。本作は、70年にUKポリドールからリリースされたファースト・アルバムで、メンバーは、ティペット、ディーン、マーク・チャリグ、ニック・エヴァンス、ジェフ・クライン、アラン・ジャクソンのセクステット編成、プロデュースはジョルジオ・ゴメルスキー。1曲目のウッド・ベースのイントロが、クリムゾンの「フォーメンテラ・レディ」の原型らしいとの話云々は抜きにしても、幽玄でくぐもった英国の香りと独特の透明感を湛える、ブリティッシュ・ジャズ系文句なしの大好盤と思う。勿論フリー・フォームな部分は多々あるが、全体の雰囲気は柔らかくて小難しさはなく、透徹した暗さを損なわずにメロディアスという奇跡的なサウンド。演奏、楽曲、アレンジ、どれも申し分なく上等でカッコよく、炸裂パートは文句なしに圧巻で、その炸裂の狭間に漂うティペットのピアノの美しさもちょっと尋常ではない。この後、71年にセカンドをリリースしてグループは解消されるが、前述のクリムゾンを始めとして、センティピード、オヴァリー・ロッジ、アーク、ドリームタイム、ミュージシャン、ソフト・マシーン、ナインセンス、ニュークリアス、ギルガメッシュ、ターニング・ポイント等々と、各メンバー達の付かず離れずの活動が続いていく。
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(Progressive/Jazz Rock,Jazz / Jewel-case CD(2013 24bit Re-master) / Esoteric/UK)