イタリアのブラック・スウェット・レコードからのリリース。テクスチャー紙見開きデジスリーヴ仕様、リリック掲載折込ポスター付。アル・ドウム&ザ・ファリーズはミラノを拠点とするグループで、ブラック・スウェット・レコード主宰のダヴィデ・ドメニキーニが中心となって10年頃に結成されている。本作は、21年にリリースされたフィフス・アルバムで、前作「スピリット・リジョイン」から3年振りの作品。メンバーは、ドメニキーニ、ロレンツ、イヴァン・ギヨーム・コゼンツァ、イヴァン・2・マッディオ、ジミー・カタニョーリ、アントニオ・パッチェロ、マッテオ・サロンニ、ステファノ・タマーニ、セシリア・アイアコネッリ、マルティナ・ラゼリの10人編成、ロレンツとバンドの共同プロデュース、スリーヴ・デザインはノウラ・タフェケ。概ね、ビッグ・バンドのスピリチュアル・ジャズ・ロック調サウンドを展開していて、例えばドン・チェリー方面のスピリチュアル・ジャズ感、クリス・マクレガーズ・ブラザーフッド・オブ・ブレス方面の集合無意識的祝祭感、マイルス・デイヴィスのエレクトリック・ジャズ感などを、ヒッピー系のサイケ感で括ったような印象。アフロ調リズムを基調に、主体となるテーマやフレーズを大枠で反復しつつ、セッション感が担保されたインプロで盛り上がる演奏は、それ程透徹したコール&レスポンスではないものの、自由な空気感とノリのよさ十分で、全体のバンド感は渋さ知らズ辺りにも通じるかも知れない。ギター、ベース、エレピのロック感と、管楽器&ボーカルのジャズ感のマッチングがいい塩梅で、ボッシュ感内包のスリーヴも含め、この線としてはけっこう濃密で正しくサイケな好盤と思う。面白い!。
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輸入盤
(Progressive/Jazz Rock,Psyche / Digi-Sleeve CD(2021) / Black Sweat Records/Italy)