ノルウェーのノルスケ・アルバムクラッシケレから、22年新規リマスター&見開きデジスリーヴでのリシュー。音質はクリアでよい。ホーストはオスロ近郊のナプスタッド出身のグループで、71年にスヴェイン・ローニングが結成したスヴェイン・スティッグ・ジョニーを母体として、72年にホーストに改名した。本作は、76年にノルウェーのオン・レコードからリリースされたセカンド・アルバムで、メンバーは、前作からのゲイル・ヤーレン、ベルント・ボダルの2人に、新たにハルフダン・ネドレヨルド、フェッザ・エリングセン(ex.セント・ヘレナ,アカシャ,etc)、ウィリー・ベンディクセン(ex.セント・ヘレナ,ブロンド・オン・ブロンド,フラックス,etc)を加えた5人編成、プロデュースはビョルン・ネスヨー。前作のハードネスはそのまま担保しつつも、よりイエス的プログレ色が強くなった印象で、それはほとんどの曲を書いている新加入のエリングセンのセンスが大きく反映しているのかも知れない。結果として、ウィッシュボーン・アッシュ的情感やブルース色、北欧的粘っこさは薄れたが、わりと弾きまくるギターも、勢いのよいオルガン、リズム隊もかなり上手く、ドライヴ感満点のハイテンションな演奏は非常にカッコいい。全体に、畳み掛けるアレンジも含めバカテク系ハード・プログレ調の趣で、この線としては文句なしの好盤と思う。
輸入盤/デッドストック入荷
(Blues Hard/Progressive / Digi-Sleeve CD(2022 Re-master) / Norske Albumklassikere/Norway)