UKのMLP/メジャー・リーグ・プロダクションからのリリース。デイヴィッド・アレン、ロバート・ワイアット、ケヴィン・エアーズ、マイク・ラトリッジの4人でスタートしたソフト・マシーンは、ケント州カンタベリーで66年前後に勃興した、いわゆるカンタベリー・ロック・シーンの柱となるグループで、ゴング、ホール・ワールド、マッチング・モウル等の派生バンドと共に、数多のミュージシャン達に影響を与えリスペクトを受け続けるビッグ・ネーム。本作は、75年10月11日にノッティンガム大学で行われたライヴ音源を収録した発掘ライヴ盤で、音質も申し分ない。メンバーは、ラトリッジ、ジョン・エサーリッジ(ex.ダリル・ウェイ&ウルフ,イカルス,etc)、カール・ジェンキンス、ロイ・バビントン、ジョン・マーシャルの5人編成で、ホールズワース脱退後エサーリッジ加入直後の時期でまだラトリッジもいる。「バンドルス」収録ナンバーと、この後「ソフツ」に収録されるナンバーを中心に、圧巻&炸裂の凄まじい演奏が繰りひろげられていて、今まで耳にしたライヴ音源の中でも最高峰の演奏の1つかも知れない。ともかくもエサーリッジが弾きまくっていて、他のメンバーも負けじとガンガン飛ばしている感じで、このテンションの高さとカッコよさはちょっと尋常ではなく、バカテク・ジャズ・ロックの最上級のインタープレイを堪能出来る。ホールズワース在籍時の発掘ライヴ盤「フローティング・ワールド」と聴き比べても何ら遜色はないとうか、むしろロック的なカッコよさは本作のほうが上という印象。1曲目の「バンドルス」から、ラストの15分近いアンコールでのインプロ「サイン・オブ・ファイヴ」まで盛り上がりっぱなしで、およそ文句なしの大好ライヴ盤と思う。えらいカッコよし!。
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輸入盤/デッドストック入荷
(Progressive/Jazz Rock,Fusion,Canterbury / Jewel-case CD(2005) / MLP/UK)