USAのロック・ビート・レコードからのリリース。ハーヴェイ・マンデルはデトロイト生まれシカゴ出身のギタリストで、キャンド・ヒートやドン・シュガーケイン・ハリス、エリック・クラプトンやジェフ・ベック等が変名で参加した「フリー・クリーク」での演奏、ストーンズの「ブラック&ブルー」での客演でも知られていると思う。本作は、タイトル通り01年6月21日にサン・フランシスコのブロードウェイ・スタジオで行われたライヴ音源を収録した初出発掘ライヴ盤で、DATマスターをレストアーしたリマスター音源。メンバーは、マンデル、デイヴ・スコット、ジョー・デヴィート、ジョン・ユーレンの4人編成。意外にも、68年のファースト「クリスト・レデンター」から4曲(1,4,9,10曲目)も演っていて、他には70年「ベイビー・バター」や97年「プラネタリー・ウォリアー」等からもセレクト。概ね健在というか、スネイクの渾名の通りの粘っこいギターをウネウネと弾きまくっていて、独特のブルージーさとヨレを堪能出来るというか、相変わらず音色も多彩でわりと素直にカッコいい。ベースの低音が少し痩せているのは残念だが、それは元々そうだったのかも知れず、全体に音質とバランスは悪くなく、バックの演奏自体はバンド感十分でノリもよい。曲によってはファンク色やスワンプ色も交叉するが、ブルース基調のロック感が担保されていて、ともかくもヒップかつエッチなギターは秀逸。ギター小僧やブルース・ロック系愛好家なら、まずもって楽しめると思う。カッコよし!。
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輸入盤
(Blues&Swamp/Blues,Swamp,Psyche / Jewel-case CD(2018 Re-master) / Rock Beat Records/USA)