ドイツのメイド・イン・ジャーマニーから、ボーナス2曲を加えてのリリース。ミラー・アンダーソンは、スコットランドのグラスゴー近郊のヒューストン出身のギタリストで、何よりキーフ・ハートリー・バンド(KHB)、ヘムロック、サヴォイ・ブラウン等での活動で知られていると思う。他にも、ドッグ・ソルジャー、ブロークン・グラス、ブリティッシュ・ブルース・クィンテット等々を渡り歩き、現在もソロ活動を続けている。本作は、タイトル通り10年3月19日にボンのハーモニーで行われたロックパラスト企画のライヴ音源。メンバーは、ミラー・アンダーソン、フランク・ティッシャー、クリス・グレイ、トミー・フィッシャーの4人編成で、ミラー・アンダーソン・バンド名義。アンダーソンのシブいギター&ボーカルを軸に、ある意味期待通りのブルース・ロックを展開していて、枯れたレイドバック感とブリティッシュ的くぐもり感が交叉する、素直にカッコいい演奏を堪能出来る。定番の5曲目を始めとして、KHB時代の2,7曲目、著名ナンバーのカヴァーの8,11曲目も含め、殊の外ハードに炸裂していて、アンダーソンのギターは勿論、流暢なオルガンやタイトで無駄のないリズム隊のノリのよさも申し分ない。アンダーソン特有のくぐもり感を担保しつつも、全員一体となって盛り上がる様はともかくもバンド感満点で、アンダーソンが時折吹くブルース・ハープも味わいがあって、ブルース・ロック愛好家なら文句なしに楽しめるだろう好ライヴ盤と思う。カッコよし!。
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(Blues Hard/Heavy Blues,Swamp / Jewel-case CD(2011) / Made In Germany/German)