UKのプロッグ・テンプルから、14年新規リマスターでのリシュー。クリス・ステイントン&グレン・ターナーは、元グレース・バンド、スプーキー・トゥース等々のステイントンのバンド(クリス・ステイントン・バンド)の発展形的ユニットで、本作は76年にUKデッカからリリースされた唯一のアルバム。メンバーは、ステイントン(ex.ボクサー,エルキー・ブルックス,ロジャー・ウォーターズ,etc)、ターナー、チャーリー・ハリソン(ex.コースト・ロード・ドライヴ,etc)、ヘンリー・スピネッティ(ex.ジュダス・ジャンプ,etc)の4人編成で、クリス・キムシーとステイトンの共同プロデュース。最初はジミー・マックローチ(ex.ストーン・ザ・クロウズ,etc)がギターでターナーはベースだったらしく、マックローチがウイングス加入の為に辞めてターナーがギターにスイッチしたと解説にあるが、中々どうしてターナーのギターとボ-カルは非常に達者で、ステイントンのツボを押さえたキーボード群と見事にフロントを分け合っている。概ね、適度なブルース色のあるスワンプ・ロック方面で、メンバー達の経歴から想像出来る通りのサウンドだが、アメリカのバンドとは一味違うブリティッシュ然とした情感があって、バンド感のあるノリのよい演奏とよく練られた緻密なアレンジ、キャッチーでメロディアスな楽曲が上手いマッチングを見せる。何より演奏が上等で洗練されていて、小憎らしいカッコよさのリフやフレーズ、リズムのキメがバシバシとハマる、ブリティッシュ・スワンプ・ロックのかなりの好盤と思う。これはカッコよし!。
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(Blues&Swamp/Blues,Swamp / Jewel-case CD(2014 Re-master) / Prog Temple/UK)