ドイツのペイズリー・プレスから、23年新規リマスターでのリシュー。スカイ・ダンサーはおそらくアイオワ州デイモン出身のグループで、ほとんど情報がなくて正体不明。本作は、77年にUSAオール・イン・ワン・レコードからプライヴェート・プレスの自主制作盤としてリリースされた唯一のアルバムで、77年7月にネブラスカ州リンカーンのザ・ロイヤル・グローヴで行われたコンサートを収録したライヴ盤。メンバーは、デッキー・ダイクマン、ドク・ローソン、ジーク・ジーベル、ダニエル・ニスリーの4人編成で、バンドとスティーヴ・モンローの共同プロデュース。概ね、メインストリーム系のポップネスがある程度担保された、ブルース基調のプログレ・ハード調サウンドを展開していて、ハード・ロック然としたヘヴィなリフ&フレーズ、メロディアスなボーカル・ライン、プログレ的アレンジ、疾走タイプの演奏が、かなりいい塩梅のマッチングで同居。ギター、ハモンド・オルガン、ベースはけっこうな弾きまくり感で、適時高速パッセージも交えた炸裂を披露していて、的確にフォローするドラムの盛り上がりも申し分なく、流暢で達者なアンサンブルは素直にカッコいい。演奏の上等さや楽曲のキャッチーさ、アレンジの熟れ具合は、ラストの泣きのバラードのハマりのよさも含め、明らかに自主制作盤の水準を超えていて、これでもう少しレコーディングの音質がよければ、第1線のメジャー系と何ら遜色のない仕上がりになったのではという印象。日本での知名度はほぼないかも知れないが、ハード&プログレ・ハード系愛好家ならまずもって楽しめるだろう好盤と思う。
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輸入盤
(Blues Hard/Progressive,Blues / Jewel-case CD(2023 Re-master) / Paisley Press/German)