国内のP・ヴァイン・レコードから、限定ペーパースリーヴでのリシュー。紙ジャケ仕様、24年スペインのアウト・サイダー/ゲッセン盤リマスター音源使用。ママ・ライオンは、ニール・メリーウェザー以下のヘヴィ・クルーザーの4人全員に、メリーウェザーと別ユニット(メリーウェザー&ケアリー,アイヴァー・アヴェニュー・リユニオン等)で活動を共にしていたリン・ケアリー(ex.C.K.ストロング,etc)を加えたグループ。本作は、72年にUSAファミリー・プロダクションからリリースされたファースト・アルバムで、メンバーは、メリーウェザー、リン、リック・ガショラ、ジム・ハワード、コフィ・ホールの5人編成、プロデュースはアーティー・リップ。ジャニス・ジョプリンと同等かそれ以上のリンの圧倒的なシャウト・ボーカルに、ドライヴ感のある達者なベースや鋭角で切れのよいハモンド・オルガン、ブルージーでツボを押さえたギターと重量感のあるドラムが絡む、わりと文句なしのブルージー&ファンク・ハード系を展開。ビル・ウィザースの著名曲カヴァー(1曲目)も含め、ブルースを基調としながらファンク、R&B、ソウルの要素も適度に鏤めた嫌味のないキャッチーさの楽曲も悪くなく、演奏のカッコよさ、アレンジの上等さの三拍子揃ったアメリカン・ブルース・ロック系の大好盤と思う。ともかくもエッチ&ヒップなリンの存在感はインパクト大で、バンド感十分の演奏も申し分なく、ハード・ロック愛好家ならますもって楽しめるのでは。カッコよし!。
P・ヴァイン盤/国内プレス(Japanese-pressing CD)
(Blues Hard/Heavy Blues,Funk / Paper-Sleeve CD(2025 '24Re-master) / P-Vine/Japan)