USAのギア・ファブ・レコードからのリリース。ゴリアテはケンタッキー州ルイビルを拠点としたグループで、サンズ・オブ・サウンド、キックス、XL'sの元メンバーたちが集まって69年に結成されている。ハード・ロック界隈のリスナーには、74年のアルバム「ホット・ロック&サンダー」で知られていると思う。本作は、70年にレコーディングしたもののオクラ入となった幻のファースト・アルバムで、09年にUSAギア・ファブから発掘音源盤としてリリースされた。メンバーは、ジョージ・チャーリー・エジ3世、ジョージ・フェルプス、ポール・ダグ・メイソン、ビル・ピーターズ、スティーブ・ピーターズの5人編成、プロデュースはベン・ベーデンボー。わりとど真ん中のブルース・ハード系サウンドを展開していて、粘っこくて重いグルーヴのセッション色が担保された演奏、適時サザン・ロックやウエスト・コースト方面の要素も織り交ぜた楽曲、比較的オーソドックスでダイナミズムの効いたアレンジが交叉。アンサンブルの上等さやトータルのバランスのよさ、少しファンク色内包の男臭いハードネスは、例えばショットガン・エクスプレス辺りにも通じる印象。ファズ・ギターとハモンド・オルガン、シャウトし過ぎないボーカルのハマりも上々で、ヘヴィネス十分の演奏はわりと素直にカッコよく、ハード・ロック系愛好家はまずもって楽しめるだろう好盤と思う。
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輸入盤/デッドストック入荷
(Blues Hard/Blues,Southern Rock / Jewel-case CD(2009) / Gear Fab/USA)