UK/EUのレパートリーから、デジパックでのリリース。JCMは、その名の通りジョン・ハイズマン、クレム・クレムソン、マーク・クラークが18年に結成したトリオ・ユニットで、本作は18年にリリースされた唯一のアルバム。メンバーは、ハイズマン、クレムソン、クラークのトリオ編成で、同時リリースのアナログLPより2曲多い。コロシアムの「ケトル」、テンペストの「ストレンジハー」、「イェー・イェー・イェー」、「フォイヤーズ・オブ・ファン」、コロシアム・セカンドの「リヴァース」、「インクィジション」、ハンブル・パイの「フォーデイ・クリープ」のセルフ・カヴァー、ジャック・ブルースの「ハーミストンの運命」、「グレース・ザ・ホイールズ」、ラリー・コリエルの「ザ・リアル・グレート・エスケープ」等々、ギター・トリオによるスカっと豪快なハード・ロック・アレンジで展開していて、ほぼ全曲カヴァーだがわりと素直にカッコいい。セルフ・カヴァー群も含め、得意な範疇の曲ばかりなのかも知れないが、衰える所がない手数王的ハイズマンのドラムや、流暢かつ上等なクレムソンのギターはやはり圧巻で、クラークの堅実なベース&ボーカルのハマりもよい。単なる懐メロ的カヴァー集の枠は十分に超えている印象で、ともかくも炸裂するバカテク・ブルージー・ハード的ヘヴィネスを堪能出来る。コロシアム、テンペスト系のファンは勿論、ハード・ロック愛好家ならまずもって楽しめるだろう好盤と思う。ハイズマンに合掌!。人脈図付
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輸入盤
(Blues Hard/Blues,Progressive / Digi-Pack CD(2018) / Repertoire/UK,EU)