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(中古/USED CD)：91年のフランス・セヴンス盤／輸入盤・廃盤
(状態/CONDITION)：SLEEVE=A / DISC=A
シモン・グーベルは、ブルターニュ地方レンヌ出身のドラマー兼キーボーティストで、ジャズ畑に軸足を置いているが、プログレ系リスナーには何よりマグマ、オファリング、ウェルカム、ソフト・バウンズ等での活動で知られているかも知れない。本作は、91年にフランスのセヴンスからリリースされたソロ名義ファースト・アルバムで、メンバーはグーベル、ローラン・フィッケルソン(ex.イムン・オ・ソレイユ,etc)、ジャン・ミシェル・クーシェ(ex.ピン・マシーン,ティックーン,etc)、ステファーヌ・ペルシアーニの4人編成を基本に、曲によってスティーヴ・グロスマン(ex.マイルス・デイヴィス,エルヴィン・ジョーンズ,etc)が適時ゲスト参加。わりと素直にカッコいい「テイク・ファイヴ」、オーソドックスで落ち着いた「ナイマ」のカヴァーと、ハイテンションなフリー・ジャズ調2曲の全4曲で、概ねジョン・コルトレーン方面で括れる印象。エルヴィン・ジョーンズとクリスチャン・ヴァンデを足して割ったようなスタイルのグーベルのドラムを軸に、マッコイ・タイナー的ピアノ、コルトレーン的サックスが絡むアンサンブルは非常に濃密で、安定してボトムを支えるコントラバスも秀逸。ともかくも、終始ヴァンデ的炸裂を続けるドラムが圧巻で、フリー・ジャズ調での見事なコール＆レスポンスも含め、ハイテンションで引き締まったフレンチ・ジャズ系の好盤と思う。
輸入盤
(Progressive/Jazz,Jazz Rock / Jewel-case CD(1991) / Seventh Records/France)
Simon Goubert(ds)
Laurent Fickelson(p)
Jean-Michel Couchet(sax)
Stephane Persiani(contrabass)
Steve Grossman(sax)
Produced by Unknown
収録曲目
1.Take Five
2.Riverbop
3.Naima
4.Haiti
