(中古/USED CD):84年のイタリア・ヴァージン盤/輸入盤・廃盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A (黄ばみ感少) / DISC=A
マイク・オールドフィールドはバークシャー州レディング出身のギタリスト兼マルチ・プレイヤーで、68年に姉のサリーとのサリーアンジーでデビュー後、ケヴィン・エアーズ&ホール・ワールドに参加、そこで知り合ったデヴィッド・ベッドフォードに作曲とアレンジ手法を教わり、73年のファースト・ソロ「チューブラー・ベルズ」で大ブレイクしたビッグ・ネーム。本作は、80年にUKヴァージンからリリースされたセヴンス・アルバムで、メンバーは、各種ギター、マンドリン、バンジョー、ケルティック・ハープ、ベース等の全ての弦楽器から、ピアノ、シンセ、 マリンバ、バグパイプ、各種パーカス、プロデュース等々までマルチに担当するマイクを核に、フィル・コリンズ(ex.ジェネシス,ブランドX,etc)、モーリス・パート(ex.サン・トレーダー,ブランドX,etc)、デヴィッド・ヘンツェル、ティム・クロス、マギー・ライリー(ex.ケイドー・ベル,etc)の他、ロンドン交響楽団の首席打楽器奏者だったマイク・フライやイングリッシュ・コラール・クワイアー等々が曲によって適時参加、ストリングス&クワイアー・アレンジはベッドフォード。この後ザ・マイク・オールドフィールド・グループの核となる、マギーやクロス、フライが参加した最初のスタジオ作品で、従来のケルティック・テイストが十二分に担保された美しい半インスト・シンフォニック・プログレを展開。巷で人気の1,3,6曲目辺りも含め、全体に初期のケルティック色がコンパクトに凝縮されている印象で、涼やかな楽曲とアンサンブルは流していて素直に心地好く、曲尺も長過ぎずで聴きやすい好盤と思う。イタリア・プレス盤
輸入盤
(Progressive/Symphonic,Celtic Trad / Jewel-case CD(1984) / Virgin Records/UK,Italy)
Mike Oldfield(el-g,spanish-g,ac-g,mdln,b,b-pedals,bjo,celtic-harp,p,syn,vocoder,syndrums,drum-machine,mrba,vib,timpani,african-ds,aboriginal-rhythm-sticks,claptrap,tbrn,bagpipes,vo)
David Hentschel(p,syn,ds,steel-ds,vo)
Phil Collins(ds)
Morris Pert(ds)
Mike Frye(african-ds,timpani,hihat,vocoder)
Tim Cross(p,syn)
Maggie Riley(vo)
English Chorale(choir)
Dick Studt(strings)
Philip Todd(sax)
Paul Nieman(tb)
Guy Barker(tp)
Raul D'Oliveira(tp)
Strings & Choir Arranged by David Bedford
Horns Arranged by David Hentschel
Produced by Mike Oldfield
収録曲目
1.Taurus 1
2.Sheba
3.Conflict
4.Arrival
5.Wonderful Land
6.Mirage
7.QE2
8.Celt
9.Molly