(中古/USED CD):15年のEUスワン・ソング/アトランティック盤/輸入盤
(状態/CONDITION):SLEEVE=A / DISC=A
レッド・ツェッペリンは、ヤードバーズの発展形として68年にロンドンで結成されたグループで、押しも押されぬ解説不要のビッグ・ネーム。本作は、79年にUKスワン・ソングからリリースされたエイス・アルバムで、15年新規リマスター盤、紙ジャケ仕様(2種)、茶封筒入、別ミックス音源7曲をボーナス収録した2枚組デラックス・エディション、確か邦題は「イン・スルー・ジ・アウト・ドア」。メンバーは、ジミー・ペイジ、ロバート・プラント、ジョン・ポール・ジョーンズ、ジョン・ボーナムの4人編成で、スリーヴ・デザインはヒプノシス、ペイジ本人の監修によるリマスタリングで、迫力を保ったまま音がより奇麗でクリアになっている印象。ジョン・ポール主導の楽曲、シンセ&キーボードの多用、ブルースに加えてサンバ、カントリー、テクノ等のリズムの導入、結果としての控えめなボンゾのドラミングなど、それまでの諸作とは趣を異にする要素が多く、ゆえにオールド・ファンには評判がよくなかった1枚。全体に、オールド・ファッションなロック的要素と、80年代的ダンス・ミュージックの要素が妙なマッチングを見せていて、フニャフニャしたジョン・ポールのキーボード群も含め、その文脈で聴くとけっこう変テコで面白い。控え目といいつつも、ボンズのドラムは楽曲と演奏を十分に引き締めていて、ゼップ初の歌モノ的アルバムとして実はけっこう好盤だったりするかも知れない。
輸入盤
(Blues Hard/Blues,Pops/ Paper-Sleeve 2CD(2015 Re-master) / Swan Song/Atlantic Recording Corporation/EU)
Robert Plant(vo)
Jimmy Page(g)
John Paul-Jones(b,kbd)
John Bonham(ds,per)
Produced by Jimmy Page
収録曲目
(Disc 1):
1.In The Evening
2.South Bound Saurez
3.Fool In The Rain
4.Hot Dog
5.Carouselambra
6.All My Love
7.I'm Gonna Crawl
(Disc 2/bonus: Rough Mixes of Work in Progress):
1.In The Evening
2.South Bound Saurez
3.Fool In The Rain
4.Hot Dog
5.The Epic (Carouselambra)
6.The Hook (All My Love)
7.Blot (I'm Gonna Crawl)