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(中古/USED CD)：07年の日本エアー・メイル盤／国内盤・廃盤
(状態/CONDITION)：SLEEVE=A / DISC=A
カルメンは、メキシコ系アメリカ人ギタリストのデヴィッド・アレン(勿論ゴングのアレンとは別人)が中心となって、70年にロサンジェルスで結成されたグループで、72年頃に独自のフラメンコ・ロック模索の為渡英してロンドンを拠点に活動、メンバー変遷を経て73年に元ゴッズ等々のジョン＆ブライアン・グラスコック兄弟(ブライアンは早々に脱退)が加入した頃に、トニー・ヴィスコンティの目に止まってデビューした。本作は、76年にＵＳＡキャピトルからリリースされたカルメンのサード・アルバムで、最終作。紙ジャケ仕様、07年新規24ビット・リマスター盤、ライナーは船曳将仁、歌詞付、邦題は「ジプシーの涙」、73年のアルバム未収シングル(10曲目)と07年の再編？新録音(11曲目)の2曲をボーナス収録。メンバーは、ファーストから不変のデヴィッド・アレン、アンジェラ・アレン、ロベルト・アマール、ジョン・グラスコック、ポール・フェントンの5人編成、プロデュースはスティヴ・エルソン。全3枚のアルバムの中では最もキャッチーというか、情感と哀愁のメロディアスなナンバーが多く収録されているが、1,6曲目の炸裂ぶりは尋常ならざるものがあって、このヘヴィネスとドライヴ感は文句なしにカッコよく、少なくともこの2曲では圧巻の大炸裂を堪能出来る。他の哀愁ナンバー群にも佳曲が多い好盤で、ブリティッシュ・ロック愛好家はともかくも要チェックと思う。この後グループは解散、グラスコックはジェスロ・タルへ。
国内盤／国内プレス(Japanese-pressing CD)
(Progressive/Psyche,Hard,Symphonic / Paper-Sleeve CD(2007 24bit Re-master) / AIr Mail/Japan)
David Allen(g,p,mltrn,syn,vo)
Roberto Amaral(vo,per,vib)
Angela Allen(vo,p,mltrn,syn)
John Glascock(b,syn,vo)
Paul Fenton(ds,per,vo)
Produced by Steve Elson
収録曲目
1.Daybreak/デイブレイク
2.Shady Lady/シェイディ・レディ
3.High Time/ハイ・タイム
4.Dedicated To Lydia/リディアに捧ぐ
5.Joy/ジョイ
6.The Gypsies/ジプシーの涙
7.Siren Of The Sea/サイレン・オブ・ザ・シー
8.Come Back/カム・バック
9.Margarita/マルガリータ
bonus track:
10.Flamenco Fever/燃えろカルメン
11.Only Talking To Myself/オンリー・トーキング・トゥ・マイセルフ
