(中古/USED CD):97年の日本ポリドール盤/国内盤・廃盤/オビなし
(状態/CONDITION):SLEEVE=A- (ブックレット裏面に痛み少) / DISC=A- (スリ傷有、再生に影響なし)
キャプテン・ビヨンドは、元アイアン・バタフライのライノ・ラインハルトとリー・ドーマン、元ジョニー・ウインター・アンドのボビー・コールドウェル、元ディープ・パープルのロッド・エヴァンスの4人によって、71年にロサンジェルスで結成されたグループで、本作は72年にUSAカプリコーンからリリースされたファースト・アルバム。ライナーは水上はる子、歌詞付。メンバーは、前述のエヴァンス、ラインハルト、ドーマン、コールドウェルの4人編成。解説不要の著名盤と思うが、ブルースを基調としたオールマン・ブラザース的洗練感と、プログレ色を伴うブリティッシュ的ヘヴィネスが見事なマッチングを見せるハード・サウンドを展開。雷のようなドライヴ感を放つドラムと、太くて濃密なベースに乗せて、重厚でおいしいギター・リフがザクザクと刻まれ、クールなシャウト・ボーカルが飛び交う演奏はともかくも圧倒的で、この炸裂感の連続と運びの上手さはカッコいいの一言に尽きる。変拍子を交えたプログレ感満点の楽曲とアレンジも申し分なく、演奏、楽曲、アレンジ、アイデア、全て上等かつ上質なおよそ文句なしの内容で、ハード・ロック愛好家もプログレ愛好家も、もしまだ知らないのなら必ず楽しめるだろう要チェックの大好盤と思う。本作後、コールドウェルは脱退してアーマゲドンへ。素晴らしい!。
国内盤
(Psyche Hard/Progressive,Blues / Jewel-case CD(1997) / Polydor/Japan)
Rod Evans(vo)
Rhino Reinhardt(g)
Lee Dorman(b,p,vo)
Bobby Caldwell(ds,per,p,vib,vo)
Producerd by Captain Beyond
収録曲目
01.Dancing Madly Backwards/過去への乱舞 (大気の海で)
02.Armworth/アームワース
03.Myopic Void/近視空間
04.Mesmerization Eclipse/催眠術
05.Raging River Of Fear/恐怖の激流
06.Thousand Days Of Yesterday/昨日はあまりにも遠く (イントロ)
07.Frozen Over/凍結
08.Thousand Days Of Yesterday/昨日はあまりにも遠く (過ぎ去った時)
09.I Can't Feel Nothing Part 1/キャント・フィール・ナッシング・パート1
10.As The Moon Speaks/静寂の対話 (海の波に)
11.Astral Lady/アストラル・レディ
12.As The Moon Speaks/静寂の対話 (返答)
13. Can't Feel Nothing Part 2/キャント・フィール・ナッシング・パート2