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国内のベル・アンティーク／マーキーから、別ヴァージョン等2曲を新たにボーナスで加えての、SHM-CD＆19年新規リマスター、限定ペーパースリーヴでのリシュー。76年のオリジナル・ヴァージョンと85年のウィンダム・ヒル・ヴァージョンのカップリング2枚組仕様で、それぞれオリジナルLPを模した紙ジャケ付。シャドウファックスはシカゴ出身のグループで、グレッグ・スティンソン、チャック・グリーンバーグ、フィル・マッジーニ等が中心となって72年に結成されている。結成当初はブルース・バンドとして活動していたが、次第にプログレ色を絡めたジャズ・ロック方面にシフトして、76年にファースト・アルバムをリリースした。ライヴ中心の活動を続けた後、82年にUSAウィンダム・ヒルからセカンド・アルバムをリリース、ウィンダム・ヒルのブレイクと共に一気に知名度が広がり、95年にグリーンバーグが心臓発作で急逝後解散した。本作は、76年にUSAパスポートからリリースされたファースト・アルバムで、メンバーは、スティンソン、グリーンバーグ、マッジーニ、ダグ・マルチュニク、スチュアート・ネヴィットの5人編成、プロデュースはシナジーのマーティ・スコットとラリー・ファースト。概ね、エスニック色とジャズ・ロック色が交叉する、バカテク系クロスオーヴァー・プログレを展開していて、例えばマハヴィシュヌ・オーケストラとオレゴンの狭間を行く感じ。バンド感満点の盛り上がる演奏は素直にカッコよく、美しいアルペジオやリリカルなメロディを適時織り交ぜた楽曲とアレンジもプログレ感十分で、この線としては文句なしの好盤と思う。
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マーキー盤／国内プレス盤(Japanese-Pressing CD)
(Progressive/Crossover,Jazz Rock,Ethnic Fusion / Paper-Sleeve SHM-2CD(2019 Re-master) / Belle Antique/Japan)
Greg(G.E.) Stinson(el-g,12-g,ac-g,sitar,vo)
Chuck Greenberg(lyricon,sax,fl,rcdr,clnt)
Doug Maluchnik(p,el-p,syn,sequencer,hpcd,cblo)
Phil Maggini(b,ac-b,per)
Stuart Nevitt(ds,tabla,boobams,lujon,per)
Produced by Marty Scott & Larry Fast(Synergy)(76), Chuck Greenberg(86)
収録曲目
(Disc1/Original 1976 Version):
1.The Shape Of A Word/ザ・シェイプ・オブ・ア・ワード
2.Linear Dance/リニア・ダンス
3.Petite Aubade/プティ・オーバーデュ
4.Book Of Hours/ブック・オブ・アワーズ
5.The Watercourse Way/ザ・ウォーターコース・ウェイ
6.A Song For My Brother/ア・ソング・フォー・マイ・ブラザー
7.Woman Most Precious/ウーマン・モスト・プレシャス (bonus)
8.Linear Dance/リニア・ダンス (bonus/different version)
(Disc2/Windham Hill 1985 Version):
1.The Shape Of A Word/ザ・シェイプ・オブ・ザ・ワード
2.Linear Dance/リニア・ダンス
3.Petite Aubade/プティ・オーバーデュ
4.Book Of Hours/ブック・オブ・アワーズ
5.Watercourse Way/ウォーターコース・ウェイ
6.Song For My Brother/ソング・フォー・マイ・ブラザー
