USAのRCAから、限定アナログLPでのリシュー。180g重量ヴィニール使用のLP盤。ハイウェイ・ロバリーはボストン出身のグループで、元ボストン・ティー・パーティ、アトリーのマイケル・スティーヴンスと、同じく元アトリーのドン・フランシスコが中心となって、アトリー解散後の71年に結成されている。本作は、72年にUSAのRCAからリリースされた唯一のアルバムで、メンバーは、マイケル・スティーヴンス、ドン・フランシスコ、ジョン・リヴィングストン・チュニソン4世のトリオ編成、プロデュースはビル・ハルヴァーソン。典型的なギター・トリオのハード・ロック・サウンドというか、カラっとした嫌味のないキャッチーな楽曲に、華のあるフランシスコのリード・ボーカル&ドラム、切れ味のよいスティーヴンスのブルージー・ギター、チュニソン4世のドライヴするベースが一体となってグイグイ押してくる感じ。全体にドカスカでノリがよく、ソリッドで勢いのある演奏と突き抜けたポップネスが上手いマッチングを見せていて、ボーカルも演奏も十分に上手く、タイトで無駄がなくて素直にカッコいい。全体に、トリオならではのスカっとしたハードネスを放っていて、洗練されたキャッチーさとブルース基調のヘヴィネス、華のある不良感のバランスも悪くなく、あまり知名度はないがブルージー・ポップ・ハードとしてかなりの好盤と思う。スカっと一発系の壮快さだが軽過ぎず、ハード・ロック愛好家なら問題なく楽しめるのでは。カッコよし!。
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輸入盤/デッドストック入荷
(Pop Hard/Blues,Psyche / 180g Vinyl LP(2010) / RCA/USA)
Michael Stevens(g,vo)
Don Fransisco(vo,ds)
John Livingston Tunison IV(b,vo)
Producerd by Bill Halverson
収録曲目
Side 1:
1.Mystery Rider
2.Fifteen
3.All I Need
4.Lazy Woman
Side 2:
1.Bells
2.Ain't Gonna Take No More
3.I'll Do It All Again
4.Promotion Man