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UKのオグンから、06年リマスター＆ペーパースリーヴでのリシュー。3面開き紙ジャケ仕様。多分初CD化。アラン・スキッドモアはロンドン出身のサックス奏者で、センティピード、クリス・マクレガーズ・ブラザーフッド・オブ・ブレス、アレクシス・コーナー・ブルース・インコーポレイテッド、ザ・トリオ、エルトン・ディーンズ・ナインセンス、マイク・ギブス・バンド等々での活動で知られる、ブリティッシュ・ジャズ・シーンのビッグ・ネームの1人。本作は、75年にUKオグンからリリースされたスキッドモア、マイク・オズボーン、ジョン・サーマンのトリオ名義唯一のアルバムで、キース・ビールと3人の共同プロデュース。オズボーンもサーマンもブリティッシュ・ジャズ＆ジャズ・ロック愛好家にはお馴染みの著名管楽器奏者で、基本的にスキッドモアがテナー、オズボーンがアルト、サーマンがバリトン＆ソプラノのサックスによる即興三重奏なのだが、曲によってスキッドモアがドラム＆パーカス、オズボーンがパーカス、サーマンがシンセ＆クラリネットも演奏。概ねインプロ主体のフリー・ジャズ系の演奏で、特にサーマンのフニャフニャして気色悪い音響系的なシンセや、意外に上手くてハマっているスキッドモアのドラムが面白く、即興とはいいながらけっこう整合性があって聴きやすい。いい塩梅でアバウトなセッション感のあるジャズ・ロックというか、フリー・フォームさとメロディアスさのバランスが取れていて、派手ではないがわりとカッコよくて楽しめる好盤と思う。
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輸入盤／デッドストック入荷
(Progressive/Jazz,Jazz Rock / Paper-Sleeve CD(2006 Re-master) / Ogun/UK)
Alan Skidmore(sax,ds,per)
Mike Osborne(sax,per)
John Surman(sax,clnt,syn)
Produced by Keith Beal & SOS
収録曲目
1.Country Dance
2.Wherever I Am
3.Chordary
4.Wherever's Junior
5.Cycle Motion
6.Ist
7.Goliath
8.Calypso
