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国内のアルカンジェロ／ディスク・ユニオンから、限定ペーパースリーヴでのリシュー。紙ジャケ仕様で、19年新規リマスター盤、歌詞掲載オリジナル・インサート入。トゥリドはストックホルム出身の女性シンガー・ソング・ライター(SSW)で、69年のラジオ番組主催の新人コンテストで優勝して71年にデビュー、独特のアシッド・フォーク路線で82年頃まで活動した。本作は、75年にスウェーデンのサイレンスからリリースされたサード・アルバムで、邦題は「三日目」、多分初CD化。メンバーは、トゥリドを軸に、ケニー・ホーカンソン、マッツ・グレンゴード、ウルフ・ランナーション、ヤンネ・トルフ、エーヴァ・ホルマ、ビョルン・ヴォルフ、トールビョルン・アーベリ、レイフ・ニフレーン、クラース・ヴァン、トミー・ヨンソン、ヤンネ・ハンセン、トマス・ネッツレール等々、ケブネカイゼ、インターナショナル・ハーヴェスター、トラッド・グラス・オーク・スターナー関連のメンバー達が曲によって適時ゲスト参加。基本的には、ファーストとセカンドと同じテイストのアシッド・フォーク方面で、フワフワの浮遊感や淡い郷愁感、線の細い木漏れ日感など、儚さに収束する要素は担保されていて大きな変化はない。曲によってはバラライカやチャランゴが入り、北欧と南米が入り混じった国籍不明の民族音楽色が、何とも妙な異国情緒感を放っていたりもするが、この人の持ち味のパステル調くぐもり感は健在で、ともかくも流していて心地好い好盤と思う。
アルカンジェロ盤／国内プレス(Japanese-pressing CD)
(Acid Folk/Psyche,Folk,SSW / Paper-Sleeve CD(2019 Re-master) / Arcangelo/Japan)
Turid Lunquist(vo,g,zither,glocken)
Kenny Hakansson(g,vo)
Ulf Ragnarsson(g)
Janne Tolf(g)
Par Nasbom(vln)
Mats Glenngard(vln,choir)
Eva Holma(p)
Bjorn Wolf(el-p,p)
Torbjorn Abelli(b)
Leif Nyhlen(ds)
Claes Wang(ds,gurka)
Sussie Wigelius(balalaika,domra)
Johnny Lundberg(balalaika,domra)
Arne Hultman(balalaika)
Kalle Sjostrom(balalaika)
Janne Hansen(contrabass,balalaika)
Tommy Johnsson(contrabass)
Jan Hammarlund(charango)
Mikael Katzeff(sax)
Ulf Adaker(tp)
Pelle Lindstrom(hmca)
Bengt Berger(tabla)
Anita Livstrand(maracas)
Anita Livstrand(choir)
Emma Rothfjall(choir)
Jan Hammarlund(choir)
Lena Ekman(choir)
Tomas Netzler(choir)
Produced by Unknown
収録曲目
01.Om Snallhet/親切について
02.Du Krokar Dig Val Yr?/布告
03.Klago-Visa/哀歌
04.A Kommer Han.. (Karlekssorg)/悲しき恋
05.Personligt Brev/私信
06.Fattas Bara/あなたさえいない
07.Vakna, Mitt Barn/我が子よ起きて
08.Stjarnor Och Anglar/スターズ・アンド・エンジェルズ
09.Visa Om Imperialismens Taktik/戦時下の歌
10.Danse, Ikke Grate/泣いてないで踊ろう
11.Pa Tredje Dagen Uppstandna/三日目の復活
