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ドイツのMPS/SPVから、08年新規24ビット・リマスター＆ペーパースリーヴでのリシュー。音質はクリアかつ迫力があって非常によい。見開き紙ジャケ仕様で、被せオビ付。音質はクリアかつ迫力があって非常によい。ジョージ・デュークは、ファンク／フュージョン界においては解説不要の著名キーボーティスト＆ソリストで、プログレ系リスナーには何より70年代中期のフランク・ザッパの黄金期のメンバーとして知られているかも知れない。本作は、74年にドイツのMPSからリリースされたソロ名義セクス・アルバムで、ジョン・ハードとレオン・ンドゥグ・チャンクラー(ex.ウェザー・リポート,サンタナ,etc)をリズム隊にしたトリオ編成、プロデュースはバルトハルト・フォルク。ラストの1曲以外はインスト・ナンバーが並んでいて、基本的にはバカテク・ファンク・フュージョンと呼べるサウンドを展開。キラキラした音でコロコロと跳ね回るエレピと、シンコペーションしまくるリズム隊のマッチングはともかくも見事、怒濤の高速パッセージで畳み掛けてくるアレンジ＆演奏は非常に痛快で、疾走するグルーヴ感は非常にカッコいい。また、リズミカルなノイズ的手法でアプローチするデュークのアープ・シンセは、ザッパの所での使い方を踏襲したものだが、マハヴィシュヌ・オーケストラでのヤン・ハマーのチョーキング手法を多用するミニ・ムーグに対抗心があったとかで、そんな観点で聴いてみるのも面白いかも知れない。ともかくも、楽曲と演奏をともに楽しめるタイプの派手なバカテク・フュージョン系アルバムとして、およそ文句なしの好盤と思う。
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輸入盤／デッドストック入荷
(Progressive/Fusion,Funk,Jazz Rock / Paper-Sleeve CD(2008 24bit Re-master) / MPS,SPV/German)
George Duke(kbd,vo)
John Hrard(b)
Leon Ndugi Chancler(ds)
Producerd by Baldhard G. Falk
収録曲目
01.The Opening
02.Capricorn
03.Piano Solo 1
04.Piano Solo 2
05.Psychocomatic Dung
06.Faces In Reflection No.1
07.Maria Tres Filhos
08.North Beach
09.Da Somba
10.Faces In Reflection No.2
