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ULTRALUM/Same (2023/1st) (ウルトラルム/Finland)

フィンランドのエクリプス・ミュージックから、デジパックでのリリース。ウルトラルムは、元クインテセンスのアキ・ハーララとトゥオモ・プラターラが、スタジオ・ミュージシャンのリク・カルヴォネン等と共に22年にヘルシンキで新たに結成したグループで、本作は23年にリリースされたファースト・アルバム。メンバーは25人程がクレジットされているが、おそらくギター主軸のハーララとカルヴォネン、キーボード主軸のプラターラの3人を核に、曲によって元クインテセンスのミッコ・カーックリニエミやエマ・サロコスキの他、ラウリ・ポッラ(ex.ストラトヴァリウス,etc)、ヤーッコ・ムロス、ミカ・マイッラリ、マルクス・ホルッコ等々が適時参加するスタイルで、ハーララとカルヴォネンの共同プロデュース。概ね、非常に涼やかでエレガントなジャズ・ロック方面のサウンドを展開していて、アシッド・ジャズ、ポスト・ロック、プログレ辺りの各要素が、アコースティックでライトなサウンドスケープに収束。このライトネスは、例えばクインテセンスのスムース・ジャズ&ポップス色を基調としてるのかも知れないが、いわゆるクラブ・ミュージック系のダンサブルなグルーヴとはちょっと違っていて、アコギ、エレピ、管楽器、アコベース&ドラム辺りを軸に、よく練られたコール&レスポンスを土台とした細やかなアレンジを、セッション風のライト感にさりげなく溶け込ませている印象。殊の外軽やかなエマの女性ボーカルが映える3曲目も含め、全体に浮遊感とバンド感が独特のマッチングで同居する面白いサウンドで、かなり上等で演奏性の高いアンサンブルは素直にカッコよく、流していて心地好い好盤と思う。これは、北欧ジャズ・ロック/プログレ系の新しい風なのかも知れない。素敵!。

輸入盤
(Progressive/Jazz Rock,Post Rock / Digi-Pack CD(2023) / Eclipse Music/Finland)

ULTRALUM/Same (2023/1st) (ウルトラルム/Finland)

価格:

3,080円 (税込)

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ULTRALUM/Same (2023/1st) (ウルトラルム/Finland)

Riku Karvonen
Aki Haarala
Lauri Porra
Emma Salokoski
Tuomo Prattala
Jaakko Murros
Tuomo Dahlblom
Mika Myllari
Markus Holkko
Tapio Backlund
Ilari Kaila
Jukka Backlund
Mikko Kaakkuriniemi
Abdissa Assefa
Ville Herrala
Sakari Kukko
Jaska Lukkarinen
Jeep Lambert
Steve Abeni
Eerik Siikasaari
Eliel Viitala
Timo Lassy
Lauri Porra
Jussi Miettola
Jussi Jaakonaho

Produced by Aki Haarala, Riku Karvonen


収録曲目
1.Mobius
2.Cassiopeia
3.Scarlet Skyline
4.Killing Stone
5.Little Rabbit

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