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UKのエンジェル・エアーから、70年の未発表デモ音源1曲と76年のイリュージョンの未発表デモ音源3曲の、計4曲をボーナスで加えてのリリース。このオリジナル・ルネッサンスは、元ヤードバーズのキース・レルフとジム・マッカーティが、68年に結成したフォーク・デュオのトゥゲザーを母体として、レルフの妹のジェーン・レルフ、ジョディ・グラインド、スティームハマー等のルイス・セナモ、ナッシュヴィル・ティーンズ等のジョン・ホークンが加わる形で69年に結成されたグループで、アニー・ハズラム＆マイケル・ダンフォードのルネッサンスとは、勿論関連はあるが別のバンド。本作は、タイトル通り70年の北アメリカ・ツアーでの3月6日のフィルモア・ウエストでのライヴ音源を収録した発掘盤で、ボーナスも含めマッカーティ所蔵音源と思われる。メンバーは、前述のキース、ジェーン、マッカーティ、セナモ、ホークンの5人編成で、特にリマスター表記はないが音質・バランス共に聴くには申し分なく良好。ファースト収録曲3曲(1,2,4曲目)は、多少の違いはあるがほぼスタジオ盤に準じたアレンジで、臨場感と生々しさが相俟ってバンド感が強く、わりと濃密で楽しめる。インプロ中心のセッション色の強い3曲目は、ノリのよいハードな盛り上がりを見せていて素直にカッコいい。ボーナスは基本的に全て未発表曲で、5曲目が70年のデモ音源でキャッチーな佳曲。6～8曲目は76年のイリュージョンのデモ音源で、ジェーン、マッカーティ、ホークンの3人が中心のようだが、すでに瑞々しい美しさが顕われていて、特に6,7曲目はかなりの佳曲。
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輸入盤
(Progressive/Symphonic,Classic,Psyche / Jewel-case CD(2016) / Angel Air/UK)
Keith Relf(vo,g)
Jane Relf(vo)
John Hawken(kbd)
Louis Cennamo(b)
Jim McCarty(ds,g,vo)
Producerd by Unknown
収録曲目
1.Innocence
2.Wanderer
3.No name Raga
4.Bullet
bonus track:
5.Statues (1970 demo)
6.I'd Love To Love You Till Tomorrow (ILLUSION 1976 demo)
7.Please Be Home (ILLUSION 1976 demo)
8.Try Believing (ILLUSION 1976 demo)
