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UKのMLP(メジャー・リーグ・プロダクションズ)からのリリース。ルネッサンスは、キース＆ジェーン・レルフ達のオリジナル・ルネッサンス消滅後、マイケル・ダンフォードとアニー・ハズラムをキーパーソンとして再編されたグループで、メンバーも音楽性も異なる別のグループといってよいと思う。本作は、タイトル通り76年のブリティッシュ・ツアーでの1月24日のノッティンガム大学でのコンサートを収録した発掘ライヴ音源で、メンバーは、アニー、ダンフォード、ジョン・タウト、ジョン・キャンプ、テリー・サリヴァンの5人編成。「ライヴ・アット・ザ・カーネギー・ホール」収録の半年後、「シェラザード」と「ノヴェラ」の狭間の時期で、曲のセレクトが「カーネギー・ホール」と全曲重複しているが、バンドのみによる演奏は、オーケストラ入りの「カーネギー・ホール」とはアレンジも含め趣を異にする。ヨーロッパやアメリカでウケてビッグ・ネームになったからか、十分にステージ慣れして演奏も熟れていて、ファルセットが若干硬めながらアニーも声が出ていてかなり好調な印象。著名曲ばかりのセレクトに新鮮味は薄いが、演奏は安定していてノリもよく、特に後半の25分に及ぶ「シェラザード組曲」と20分に及ぶ「燃ゆる灰」の長尺2曲は、スタジオ盤とは少し違ったアレンジで熱の入った重厚な盛り上がりを見せる。音質も申し分なく、シンフォニック・プログレとして普通に圧巻でカッコいい演奏を堪能出来る。ルネッサンス愛好家なら文句なしに楽しめるだろう、要チェックの好ライヴ盤と思う。
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輸入盤／デッドストック入荷
(Progressive/Symphonic,Classic,Folk Rock / Jewel-case CD(2006) / MLP/UK)
Annie Haslam(vo)
Michael Dunford(ac-g,vo)
John Tout(p,kbd)
Jon Camp(b,vo)
Terry Sullivan(ds,per)
Producerd by Mike Dixon
収録曲目
1.Can You Understand
2.Running Hard
3.Ocean Gypsy
4.Prologue
5.Song Of Scheherazade
6.Ashes Are Burning
